久しぶりの更新になります。この1年ほどの撮影事例をジャンル別に撮影背景と共にいくつかご紹介したいと思います。インスタグラムの方にはアップしていたりしますが、説明を付けながらまとめていますので、撮影の参考に是非ご覧ください。
目次
アパレル・バッグ撮影(レディースモデル)
Girl’s Egg様
モデル:稲葉えみさん
バッグの撮影で、スタジオ近辺(十日市・榎町・猫屋町)を歩きながらのロケ撮影。
ロケ撮影では天気、太陽の光に気を使うだけでなく、通行人、車、看板、標識などの背景整理にも瞬時の判断が必要になってきます。モデルさんの仕草やポーズ、表情に加え服のシルエットにも気を配りながら、主役は商品(バッグ)なので、商品の特徴を引き出しつつ正確な色で撮影することも重要です。
一回の撮影で多くの商品量を撮影するため、モデルさんの体力や日中の限られた時間のなかで撮り終えるよう、カメラマン側も素早い判断力と的確な指示、スムーズなカメラ操作をしなければならず、頭の中はフル回転で動いています。
アパレル・バッグ撮影(メンズモデル)
渡辺商会様 Side Island BAISC
モデル:TAKUMAさん
こちらはメンズバッグのロケ撮影です。
同じように街ロケで撮影。商品を購入する人が、普段の自分と重ね合わせながらイメージできるよう、街といっても気取らない雰囲気で、さりげない仕草を切り取るように撮影しています。
撮影中にとてもいい光が入る背景を見つけたのですが、商品の雰囲気ではないため、オフショットとして撮影したカットです。
スタジオ撮影(着用モデル写真)
白バックでスタジオ撮影。着用モデル写真です。
シンプルな白背景紙で、服を着たときの着用感(サイズ、シルエット)が伝わるように、また、色や生地感を正確に伝えられるように撮影します。
ライティングの作り方によって、同じ白背景紙でも白〜グレーに調整することが出来、光の強さや影の出方も都度お客様と相談しながら型を決めます。
ベリーダンスの衣装、ベールです。ベールについては生地の透け感も表現できるようライティングを組んでいます。
スタジオの天井はそれほど高くありませんし、全身を撮影するにはカメラの撮影位置の引きも限界があります。白背景紙の幅も2.7mと、1〜2名を撮るのにギリギリで、レタッチで背景の面積を広げることもあります。
メイク、着替えスペースも含め、多人数が一度に撮影に同席するとやはりスペースとしては狭くなってしまいますが、参考としていただければと思います。
ポートレート撮影
主宰者であるSunny様のポートレート。あらかじめ撮影イメージの打ち合わせを行い、スタジオ撮影用の機材をポールダンススタジオに持ち込み、撮影を行いました。
お客様の描くイメージや参考写真を見ながらお話をし、使用する小道具、撮影場所の環境を確認しながら、撮影の提案をさせていただきました。
テストシューティング
テストシュート/テストシューティングは、クライアントのための仕事ではなく、自主的に撮影する「作品撮り」のことです。
仕事ではないがために、制約に縛られることなく新しいライティングや撮影方法、アイデアを実験したり、工夫を凝らしてみたり、撮影だけでなくレタッチの訓練、感覚を鍛えることにもなり、定期的に行っています。
モデル:仲矢心凪さん
スタジオトライアングルで、紫の布を背景に風船を天井から吊るして撮影しました。
モデル:ユウカさん
モデル;矢野さん