日本独特のミクスチャー感覚とフェイク感


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日本独特のミクスチャー感覚とフェイク感

2017年10月8日

昨日は出張撮影の仕事で福山へ行きました。
普段は広島市内近辺が多く、山口方面や東広島、呉方面などに行くこともありますが、福山は初めて訪れました。
福山駅から少し北に位置し、福塩線というローカル線に乗って30分の町です。

福山
都会を離れた日本のよくある風景といった感じですが、かといってどこに行っても同じということはなく、歩いていると地域独特の空気感、生活感が感じられ、ついつい写真を撮ってしまいます。
福山

うって変わって同じ福山でも都会に目を向けてみると、またひと味違った奇妙な風景に出くわしました。

福山駅はもともと福山城の敷地だったところに建てられたそうで、新幹線のホームからもすぐ目の前に城が見えます。城の敷地内に線路を通してしまうという感覚もすごいと思いますが、その福山城のすぐ近くにもうひとつ大きな、ゴシック建築の大聖堂のような建物がそびえ立っており、こちらも気になって足を伸ばしてみました。
実はこれは結婚式場(ホーリーザイオンズパーク セント・ヴァレンタイン)で、高さが60mもあり日本最大級のゴシック建築だそうです。

日本式の城のすぐそばに向かい合うようにして立つ西洋の宗教施設である大聖堂というのも面白いですが、その周りは電柱や電線に囲まれ、隣には高層マンションが建っています。この壮大な建物自体がフェイクなだけでなく、こういう周辺環境も含めた「フェイク感」もまた非常に日本ぽく、独特のミクスチャー感覚で面白いと思います。(ヨーロッパではそもそも電柱や電線はなく、「景観」を守るために周辺には高い建物を建てないでしょうし、歴史ある城の敷地内に近代的な電車を走らせるという発想もないのでは)

福山

福山